1.「行動」しなければいけないという強迫観念
日々の生活や信心の実践において、私たちは常に「行動しなければならない」という焦燥感に追われがちです。特に「人間革命」を志す私たちは、「一歩でも前へ」と無理を重ねてしまうことがあります。
しかし、先日、私自身が体調不良に見舞われ、仕事場に行くという「行動」を断念せざるを得ない状況に直面しました。疲れが溜まり、生命の土台が揺らぎかけていたのです。
こういう時、「休むことは敗北ではないか」という「魔」の声が頭をよぎります。
2.休息は停滞ではない。「生命を守る最高の行動」である
私の人生勝利の法則は、ご存知の通り「決意→祈り→行動」です。
では、私はこの時、「行動」を放棄したのでしょうか?
断じて違います。私は「今日は休む!」という、勇気ある「決断」を下しました。そして、温かい布団で体を休めるという、最高の『戦略的な行動』を実行したのです。
仏法思想において、生命の土台を守ることは、すべての行動に優先します。
体調が崩れるということは、私たちの生命活動に「魔」が入り込もうとしている証拠です。この魔に対し、無理をして抵抗を続けることは、土台をさらに削り、未来の行動力を失うことに繋がります。
ご本尊様の前で「必ず最高の体調で、明日の行動を勝ち取る」と誓い、「休む」という行動を選ぶこと。これこそが、未来の勝利を約束する、最も確かな「仏法思想に基づく知恵」なのです。
3.「祈り」と「休息」がセットになった時、諸天は動く
私は午後14時にあえてベッドに入り、午後19時にはスッキリと目覚め、夕食に温かいうどんをいただき、体調を万全に整えることができ、再びベッドで睡眠をとる行動を選びました。
その結果、翌朝の私は普段よりも30分早く起床し、1万遍の題目もあげ切り、体調回復という確かな勝利をもってご本尊様に心から感謝の功徳を満喫することができました。
もし無理をしていたら、今日の「タイパ最大化」は実現できなかったでしょう。
「祈り」と「行動」(この場合は休息と再起)がセットになった時、諸天は必ず動きます。私たちの生命力を削る魔を打ち払い、最高の福運と功徳をもたらしてくれるのです。
4.今日の決意
人生は長丁場です。無理は絶対に禁物です。
「勇気ある休息」は、単なる停滞(ゼロ)ではありません。それは、未来の勝利を確約する最高の 『資産』 **(プラス)**なのです。
私たち仏壇革命家は、ご本尊様の前で、今日一日、この「生命の土台を守る仏法思想」を実践しきることを誓います。
【著者:島 幸弘】
人生勝利の「祈り」と「行動」を追求する人間革命家・仏壇革命家。
【発行元:桜梅桃李.com】
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